今日は、高槻教会の収穫感謝礼拝であった。
礼拝委員会で準備した特別の礼拝を持った。礼拝の中で収穫物を奉献し、「このぶどう だれのもの」との主題の礼拝を守った。
今日の礼拝式文と、牧師短信を紹介します。
収穫感謝礼拝式文(2014年10月19日)
◇序詞
収穫は神の恵の賜物です。聖書の人々は、豊かな収穫が、神のいつくしみの具体的な表れとして、大きな喜びと感謝を捧げました。彼らは実りを収穫する時、すべてを摘み尽くさず、刈り取らず、いくらかはそのまま畑に残しておきました。産物の残りは、孤児、寡婦、外国人、つまり社会的に小さくされた人達のものなのです。それは弱い立場の人々の生命への配慮という意味があります。しかしそれ以上に人間には、自然の恵みを全て自分の物にしたいという欲望があるからなのです。恵みの独り占めは大きな罪です。
イエスが5000人の人々に、5つのパンと2匹の魚を分けられた時、わずかなものにもかかわらず人々は皆満腹し、その上に12の籠にあふれるほど、残りが出たのです。主イエスは恵みを感謝して、大切に用いられる方でした。「残しておく」という収穫感謝のこころは、収奪の罪から解放されることです。
◇前奏
◇招きの言葉 コリントの信徒への手紙二9章10節
◇さんびか 21-171「かみさまの愛は」(歌っている間に収穫物の奉献)
◇主の祈り (一同唱和)
◇収穫感謝のリタニー
司会者:あなたは地に臨んで水を与え、豊かさを加えられます。
神の水路は水をたたえ、地は穀物を備えます(詩65編10節)
司会者:収穫したものには、神の愛があふれています。
みんな:神さま、ありがとうございます。
司会者:あなたはわたしたちだけでなく、すべてのものに目をとめてくださいます。
みんな:神さま、ありがとうございます。
司会者:そのよろこびを、自分だけのものにするのではなく、
多くの人と、わかちあうことができますように。
みんな:神さま、わかちあうためのこころをください。
司会者:わかちあうことで、神さまの愛を、共に感じることができますように。
みんな:神さま、わかちあうためのこころをください。
ともに:わかちあうことで、神さまの愛が伝わりますように、アーメン
◇さんびか こども讃美歌ー112「かみさまがつくられた」
◇聖書 申命記24章14-22節
◇祈り 田中雅弘牧師
◇福音 マルコによる福音書6章38-44節
◇説教 「このぶどう だれのもの」 田中雅弘牧師
◇祈り 田中雅弘牧師
◇さんびか こども讃美歌102「わたしたちのたべるもの」
【残りものの収穫感謝】
◇聖書1 申命記24章19節(繰り返し朗読)
畑の落ち穂を覚えましょう
◇聖書2 申命記24章20節(繰り返し朗読)
残りのオリーブの実を覚えましょう・・・オリーブの実を配餐
◇聖書3 申命記24章21節(繰り返し朗読)
残りのぶどうの実を覚えましょう・・・ぶどうの実を配餐
◇沈黙
◇とりなしの祈り
◇さんびか こども讃美歌60「主イエスはまことの」
わたしたちのかみさま、
ひとりひとりがこの礼拝に招かれ、ありがとうございます。
ここにおささげしたものは、み恵みへの感謝のしるし。あなたと隣人と、共に生きる決意のしるし、遣わされているところへ歩む献身のしるしです。これらがあなたのみ心によって、豊かにもちいられますように。
新しい一週間が始まります。あなたの愛から離れないように、わたしたちといつも共にいてください。
手イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン
◇報告
◇頌栄 讃美歌21-88「心に愛を」
◇祝祷 アーメン
◇後奏